自社のコアコンピタンスを確立し強いビジネスモデルを支えているのが、創業時から開発を進めてきた“PD統合システム”です。

基幹となるのが“PD商品マスタ”です。工業製品と違い、植物の価格は同一商品でも時期、生産行程、生育ステージ、使用する資材、物流方法によって仕入れ価格は大きく異なります。
この多様な価格をPD商品マスタで一元管理することでシステム化できる領域が格段に広がりました。

すべてデータ化された仕入販売管理システムの構築で自社や生産者の財務会計業務が合理化されたことはもちろん、他マスタとの組み合わせを変えることにより販売実績管理から先々の売上粗利の予測、適地生産適地販売最適利益のシュミレーション、アイテム別店舗別仕入計画作成、生産に必要な種苗や資材の発注在庫管理、先々の物流便の予約など広いフィールドでの業務の簡素化、合理化が可能となりました。

この合理化のアイディアを出しているのはプラントデザインで働くスタッフ一人ひとりです。
実務を担当している真のユーザーから出た改善アイディアを大切に取り上げ、一つひとつ“カタチ”にしてきた経営企画の成果と言えます。

このようにプラントデザインに関係するチェーンストア、生産者、協力会社様の業務をよりシンプルに、より早く、よりわかりやすくするシステムデザインを積極的に進めています。