ハーブ苗とミニ観葉、この2つからプラントデザインは始まりました。
創業当時の2000年、ハーブ苗は料理やティーを中心に広く認識されるようになりました。
ところが店頭では売れ筋のバジルやローズマリーなどは欠品が目立ち、その他の苗は劣化が進むというミスマッチ商品でした。
理由は回転の速い(売れるスピードが早い)商品とそうでない商品が同数ずつのアソート内容になっていたことです。
100種のハーブ苗をすべて単品管理し、生産量をコントロールすることで欠品を無くし、高回転の生産・販売が可能となりました。
一方ミニ観葉は安くてもあまり売れない商品と位置付けられていました。イタリア デロマ社の素焼き鉢を輸入して移植し、インテリアミニ観葉として発売したところ大ヒット商品となりました。
店舗や生産現場には、お客様のために改善すべきことが沢山あります。価格の安さを追求する時代は終わりました。これからは価値に見合う価格が重要になります。
お客様のニーズに対して、それ以上でもそれ以下でもない“価値”。
その追及はこれからも続いていきます。
私たちプラントデザインは創業以来、園芸植物を通じて“お客様と生産者をWIN-WINでつなぐ”ことをミッションとして取り組んでまいりました。
お客様に満足頂くためには園芸植物販売の最大チャネルであるホームセンターの役割が重要で大切になっています。衣服や一般的な生活用品などがネットでの購買シェアが上がる中で、園芸植物は実際に自分の目で、好みの色や形を確認して買いたいというお客様が大多数を占めるのです。
リアル店舗の強みを発揮し、この場を提供しているのがホームセンターです。
お客様のWINのためには、売場での季節ごとの品揃えの改善、初心者の方でもわかりやすい商品特徴や育て方アドバイスPOPの提案、流通の合理化に裏打ちされた値ごろ感のある商品価格の実現等今以上に進化させていくことが必要です。
ホームセンターの園芸植物売場を魅力的なものにすることが、お客様満足に直結するといっても過言ではありません。
そして生産者のWIN。技術レベルの高い優良な生産者が、安心して生産に専念できる環境を整えることで、ムダやムラのない生産が可能となり品質の向上に大きくつながります。
今や「売ってやる」「買ってやる」という時代ではありません。
お客様に満足いただくこと、そのファーストステップとして商品をレジ通過させるためには、ホームセンターのバイヤー、生産者、そして私たちプラントデ ザインが一つのテーブルに付き、共に考え共に改善を重ねることが大切であると考えております。
「お客様と生産者をWIN-WINでつなぐ」こと、それはホームセンターと生産者を信頼関係で結びつけることにほかなりません。
私たちプラントデザインは、その深化のために創業期の思いを胸に努力を続けてまいります。
社名 | 株式会社プラントデザイン |
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取締役 | 代表取締役 草 一彦 |
本社所在地 | 〒981-0912 仙台市青葉区堤町1丁目1-2 エムズ北仙台11F |
代表電話 | 022-301-5511 |
FAX | 022-301-5512 |
URL | https://plantdesign.co.jp/ |
事業内容 | 園芸植物の卸売業 園芸植物の企画・開発・販売/POS分析によるコンサルティング/販促企画 |
納品先 | 全国大手ホームセンター (約2,200店舗) |
仕入先 | 全国優良生産者 (約150社) |
社員数 | 27名 |
資本金 | 1000万円 |
売上高 | 27億円(2022年8月実績) |